僕が臨床工学技士になった理由
はじめまして!東京の病院で臨床工学技士(以後ME)やってます【けいじろう】です。
気づけばMEになって〇〇年が経ちました
MEが行う仕事は全て経験しましたがやっぱり人工心肺業務が楽しいですね
カテも楽しいし、個人的には緊急時こそMEの必要性が発揮できるのかなと思ってます
透析とかアブレーションも深く漬け込めば楽しいけど…
さてさて、タイトルにも書いたMEになった理由ですね。
MEの学校に入る時の面接では
『もともと医療に興味があって、今後増えていく生命維持管理装置のスペシャリストになって陰ながら患者様の手助けをしたいと思ったからです』
と答えました。
100パーセント嘘ではありませんが半分以上面接用の回答です
単刀直入に医療系って給料も良さそうだしかっこいいって本気で思ってました
理想と現実の違いは後日ブログに書きたいと思います。
色んな人にどうやってMEという仕事を見つけたのかと聞かれますが、自分の場合は医療従事者だった父の助言です 笑
当時の自分はMEが何をするのかわからないし、透析って何?ってレベルでした
それでもMEの資格を取ろうとって思ったのが、当時MEの資格が誕生してまだ時間が経ってなく就職先がたくさんあったからです🤭クソ野郎ですね 笑
これから臨床工学技士を目指す方へ
あくまで自分の考えです
凶か吉かで言うと
凶ですね
急性期領域で業務を拡大してきたけど、急性期病院の衰退でMEの活躍の場が今後減ると思います。
透析患者も頭打ちになり、何十年か先では透析をやっている保証もありません。
機器管理は一生無くなることはありませんが、それだけで給料を稼げるとは思いません。
1番の致命傷は独占業務が無いということです。
法律的にMEか医師でしか出来ない仕事がなく、言い方が悪いですがMEの仕事は看護師さんがいれば全て出来てしまうこと
人工心肺装置は看護師さん准看護師さんでも回せます
今後MEに独占業務が出来なければ、業務はどんどん衰退していくでしょう。
そんなMEになって良かったのか?
僕は良かったと思います。医師との距離も近く信頼されるポジションを築けます看護師さんからは機械を見る人だけとしか思ってない人もいますがMEの仕事をよくわかってくれてる人もいます。
給料は…ですがやりがいもあります給料が低くてもめげずにやっていける、そういう方は向いてると思います。
長くなってしまいましたので一旦ここで締めます。
次の投稿は給料面のお話をしたいと思います